東京ドームで2〜4日の3日間、韓国の芸能事務所・SMエンタテインメント所属の人気アーティストが総出演する音楽フェスティバル「SMTOWN LIVE in TOKYO SPECIAL EDITION」が開催され、BoA、東方神起、少女時代ら11組が出演。3日間で約15万人を動員し、観客を熱狂させた。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは、「K−POPの人気に異常なし」と題し、最近の日本では、一部の極右志向の日本人たちが主導する韓流反対デモが起きているが、東京ドームで開かれた大規模なK−POPコンサートでは、15万人に上る日本の観客たちを動員し、冷めない韓流ブームを再確認したと伝えた。

 今回の公演は 、ヨーロッパでも韓流ブームを牽引した韓国のアーティストが集まったアジア最大の規模で開く音楽フェスティバルとなった。東京では、今年1月の代々木国立競技場での公演に続き2回目となる公演で、行事主催側は、東京ドームの最大収容人数である5万席が3日間すべて完売し、2008年以降で最大の観客を動員したと明らかにした。

 また、SMエンターテイメントのキム・ヨンミン代表は3日、都内で報道陣に対し、「日本国内の反韓流の動きを心配していない、自然現象と考えている」と答えた。

 同氏は「日本に韓国文化がたくさん入っている状況で、この程度のデモが起こるのはむしろ日本が健康な社会ということを意味する。文化は、無理に止めることはできない。(反韓流を)気にしない」と語った。(編集担当:李信恵・山口幸治)