バルセロナは21日夜、ウディネーゼからFWアレクシス・サンチェスを獲得した。選手はバルセロナと5年契約を結ぶ。移籍金は2600万ユーロ(約28億6000万円)で、活躍次第で最大1150万ユーロ(約12億6500万円)の上乗せがある。選手は25日にメディカルチェックを受けて、契約書にサインする予定だ。

サンチェスの獲得を発表したバルセロナは、FWボージャン・クルキッチの放出にゴーサインを出すことができる。ルイス・エンリケ監督率いるローマへの加入は、秒読み段階となった。

ローマは、ベテランDFの獲得にも成功している。昨シーズンまでマルセイユでプレーしていたガブリエル・エインセは、22日にローマのメディカルチェックを受ける。ローマの空港に到着した彼は、サングラスの下に笑顔をのぞかせていたが、駆けつけた報道陣に対しては「何も言わないよ」とだけコメントした。

リヴァプールMFアルベルト・アクイラーニの獲得を狙っているフィオレンティーナだが、実現の望みは薄くなったようだ。フランコ・ザバッリャ代理人は『ラジオ・マナ・マナ』の中で、「アルベルト・アクイラーニは確実にリヴァプールに残る」と断言した。

そのフィオレンティーナは、中盤の右サイドを強化している。パレルモからジャンニ・ムナーリを獲得した。28歳の同選手はここ4年間、レッチェでプレーしていたが、入札でパレルモの選手となっていた。フィオレンティーナとの契約は、3年となっている。

ジェノアDFソクラティス・パパスタソプロスは、レンタルでブレーメンに移籍することが決まった。昨シーズン、ミランでプレーしていた同選手は、ジェノアに完全移籍で戻っていたところである。