モラッティ会長、ビエルサ招へい失敗も「多くの監督から“イエス”をもらっている」
 レオナルド監督の退任が決定的となり、後任探しを続けているインテル。マッシモ・モラッティ会長は元チリ代表監督のマルセロ・ビエルサ招へいが失敗に終わったことを認めたものの、後任探しは順調に続いていることをアピールしている。

 イタリアメディアでは、フィオレンティーナのシニシャ・ミハイロヴィチ監督やチェルシーを退団したカルロ・アンチェロッティ監督の名前が挙がっているが、モラッティ会長はこれを否定。また、多くの監督から良い返事をもらっていることを明かし、自分たちはその中から選択する立場にあるとコメントしている。

「複数の監督からオファーを断られたという噂があるようだが、そんなことはない。ビエルサだけ、個人的な事情で交渉を続けられなくなってしまったがね。現時点では多くの監督から“イエス”をもらっていて、我々はその中から選択する状況にある」

「アンチェロッティに断られたというニュースも出ているようだが、我々は彼に声をかけていない。彼を評価していないわけではないがね。シニシャは現在フィオレンティーナと契約している。だから、彼についてコメントすることはできないよ」

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