MFアンドレア・ピルロにとってユヴェントスでの初日となった。すでに以前からまとまっていたユーヴェ移籍が正式発表となっている。同選手は24日、メディカルチェックのためにトリノを訪れた。25日には入団会見が行われる予定。ピルロは2014年6月30日までとなる3年間の契約を結んだ。年俸はボーナス別で400万ユーロ弱となる。

ピルロのユヴェントスでの初日は、午前8時に始まった。フォルナカ病院で最初の検査を受けてから、12時30分から14時5分までメディカルスポーツセンターで検査を続け、クラブドクターや広報らと簡単にランチを済ませてから、クラブ施設の見学を続けた。

ピルロは就任予定のアントニオ・コンテ監督にとって初の補強となる。コンテ監督については、シエナのセリエBでのシーズンが終わる来週、ユーヴェ監督就任が正式発表となるだろう。

なお、ミランはアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役がジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長と会談を行った。会談終了後、プレツォージ会長は「すべてうまくいった。ジェノアとミランのようなクラブがケンカをすることはあり得ない。だから、合意に至り、(MFケヴィン=プリンス・)ボアテングは完全にミランの選手となる」と明かしている。

ボアテングとGKマルコ・アメーリア、FWアルベルト・パロスキが完全にミランの選手となり、FWナマディ・オドゥアマディとFWジャンマルコ・ジゴーニもミランに。一方、DFソクラティス・パパスタソプロスとFWジャコモ・ベレッタはジェノアへ行くこととなる(共同保有に変わりはなし)。ガッリアーニ代表取締役は次のように語った。

「すべて解決した。あとはサインだけだ。ボアテングは700万ユーロだよ。彼とパロスキ、アメーリアはとても幸せだ。パロスキは残ると思う。(GKについては)こうなると、(カリアリGKフェデリコ・)マルケッティという可能性はなくなるね。アメーリアは残る」