古巣との一戦に複雑な心境の長友「チェゼーナには感謝しているけど、インテルが勝つ」

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 30日に行われるセリエA第35節でチェゼーナと対戦するインテルの日本代表DF長友佑都は、古巣への感謝を語りながらも、プロとして勝利を目指していくと話した。インテルの公式HPで語っている。

 長友は昨夏、FC東京からチェゼーナへ移籍。当初からレギュラーとして活躍し、そのパフォーマンスはインテルにも認められた。そして今年1月、インテルへ移籍し、早くもファンからの信頼を勝ち取っている。

「チェゼーナのおかげでイタリアが好きになったし、経験を得ることができた。クラブや街がとても身近なものだったと感じている。でも明日はインテルの一員として、勝ちたいと思っている」

「代理人からインテルのことを聞かされたとき、最初はジョークかと思った。でも次の瞬間、すべてが本当だと分かった。計り知れない喜びだったよ」

「すぐにファンに認めてもらえるとは期待していなかった。でも今は本当に幸せだし、誇りに思う。ファンに自分の最高のパフォーマンスを見せたいと思っているし、止まりたくない。それができると思うし、僕のプレーを楽しんでもらいたい。インテルのユニフォームを着られるということはとても誇らしいことだよ」

 長友は公式戦5試合連続先発出場中で、チェゼーナ戦でも活躍が期待されている。

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