ローマDFフィリップ・メクセスの今シーズンが、3日のユヴェントス戦で終わってしまった。ユーヴェ戦で負傷した同選手は、4日に行われた検査の結果、左ひざ十字じん帯の損傷であることが分かったのだ。つまり、メクセスは手術を受けなければならず、完全に回復するには5、6カ月を要すると見られる。復帰は来シーズンが開幕してからになるということだ。

メクセスはユヴェントス戦の前半終盤、相手選手と衝突などすることなく負傷した。CKの場面で、コントロールが難しいボールをシュートしようとし、無理な動きを強いられてケガとなったのだ。メクセスはピッチに戻ってプレーを続けようともしたが、5分後に断念せざるを得なかった。

さらなる問題となるのは、メクセスとローマの契約が6月で満了となることだ。クラブの売却や、そのほかの状況から、契約の延長は先延ばしとなっている。メクセス自身が数日前に、「ケガをしたらどうなるんだ?」と言っていたばかりなのだ。メクセスはすでにミランと大筋で合意に至っていると見られている。