「レアル・マドリーはノーだ。ほかのチームになることを願おう」

現地時間18日に対戦カードが決定するチャンピオンズリーグ準々決勝。インテルのマッシモ・モラッティ会長はこのような希望を明かしている。

元インテルで現在レアルを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は16日、インテルとレアルがファイナルで対戦することになれば、「ウェンブリーでは同じベンチで一緒に祝うために会う」と語った。これに対し、モラッティ会長は「これがサッカーの素晴らしい側面なんだ」とコメント。一方で、どのチームと対戦したいかという質問には明確な答えを出さなかった。

「分からないよ。モチベーションを与えてくれるようなチームと対戦することが常に必要だ。ただ、リラックスできるような相手であっても悪くはないだろう。ただこの時点では、リラックスできるような相手なんていない。だから、どういう組み合わせになるかを待とうじゃないか」

また、FWサミュエル・エトーはミラノで開かれたチャリティーイベントの場で、「何も期待なんかしないよ。ミュンヘンでのスピリットを持ち、しっかりとまとまれば、オレたちはどのチームでも倒すことができる」とコメントしている。

昨年に続いてインテルと対戦する可能性があるチェルシーのFWディディエ・ドログバは、「サッカーの次は生活がある。そしてそこにおいて、サニュエルはオレの兄弟のようなものだ。去年も調子は良かったよ。違うポジションでプレーして、適応することで代償を払ったけどね。今年は仲間たちがベストを出せるようにさせてくれている。こういうシーズンをまだ何年も過ごしたい」と語った。