セリエA第26節の2試合が19日に行われ、インテル対カリアリはホームのインテルが1−0で勝利した。インテルはこれで勝ち点を50に伸ばし、2位浮上。首位ミランに2ポイント差に詰め寄った。長友佑都は2試合連続のスタメンとなり、フル出場を果たした。

試合は開始早々の7分、FKのリスタートからカルジャがシュートを放ち、こぼれたボールを再びカルジャがシュート。これがラノッキアに当たってゴールとなった。ラノッキアはオフサイドポジションにいたが、カリアリの猛抗議は認められず、インテルにとっては実にラッキーな先制点だった。
後半に入ると、ミッドウィークのCL対バイエルン戦を睨んでエトーを下げるなどしたインテルに対し、カリアリが主導権を握って攻め立て、結果的にインテルが逃げ切ったものの、まさに辛勝といえるものだった。

長友は積極的なオーバーラップで攻撃の一翼を担い、守備面でもミスなく勝利に貢献。徐々にチームにフィットしてきていることをうかがわるプレーぶりだった。

また、もう1試合のボローニャ対パレルモは、1−0でホームのボローニャが勝利した。57分にパレルモが1人退場者を出すと、ボローニャはロスタイムにパポーニが頭で決め、土壇場で勝ち点3をもぎとった。