インテルは6日のセリエA第24節で、ホームにローマを迎える。DFイバン・コルドバが招集メンバーに復帰したインテルは、中盤と左サイドバックの構成が不透明な状態だ。左サイドは、前節でバーリDFマルコ・ロッシを殴り、4試合の出場停止処分を科されたクリスティアン・キヴが不在。レオナルド監督は前日会見で、同選手について次のように語った。

「キヴとはもう話し合った。彼は素晴らしい男で、真っ先に自分が間違ったことを認めた。もう終わった話だよ。出場停止になったのは正しいことだし、インテルが異議を申し立てなかったことも正しかった。これで終わりだ。もはや過去の一部だよ」

キヴの欠場を受け、このポジションはDF長友佑都が務めることになるかもしれない。少なくとも、インテル練習場に集まる多くの日本人記者たちは、それを願っていることだろう。レオナルド監督は長友について、「ユウトはうまくやっているよ。グループとの人間関係においてもね。これは、彼が戦術的に溶け込んでいく上でも重要なことだ」と話している。

中盤の構成に関しては、MFチアゴ・モッタのコンディション次第だろう。レオナルド監督は「何試合か前までと比べ、彼の状態は良くなっている。チーム全般のコンディションが良くなっていると言えるかな」とコメント。同選手のイタリア代表招集の可能性に関しては、次のように続けた。

「彼はイタリアと深くつながっている。(イタリア代表)招集を考えるのは、彼にとって誇らしいことだと思う。むしろ、これまでブラジル代表に招集されていなかったことがおかしいんだよ」