ノルウェーの首都オスロの南部Rakkestadで、13歳の少年が学校から帰宅途中に、4匹のオオカミに遭遇してしまった。
しかし彼はとっさの判断で、その時聞いていたヘビメタを上手く利用してオオカミ達を追い払うことができた。

少年がオオカミに遭遇したのは、スクールバスの停留所から家に帰るまでの道にある、小高い丘の上だった。
彼の家族は農場を経営しており、その一帯は自然に囲まれた、人気がほとんどない所。誰かに助けを求めることは不可能であった。
だが彼はその時、以前大人達から聞いていた、オオカミと遭遇したときの対処法を思い出したのだ。
それに従い彼は、MP3機能がついた携帯電話からイヤフォンを外し、音量を最大にして中に入っているヘビメタをオオカミ達に聞かせた。
それと同時に、オオカミ達に対し腕を振り回し、大声で叫んだのだ。
この効果はてきめんで、オオカミ達は来た道の方に向き直り、その場からゆっくり離れて行ったという。

専門家によると、オオカミに遭遇した際、一番避けるべきなのはその場から逃げようとすることだそうだ。これだと、かえってオオカミに狙われてしまうのだという。
しかし少年はオオカミ達に対し冷静に対処し、正確な方法で追い払うことができた。
「不安になりすぎて、逃げることができなかっただけ」と少年は言っているが、専門家は彼のこの対処を絶賛している。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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