パレルモ戦でひざに重傷を負ったミランFWフィリッポ・インザーギが、イタリア『メディアセット』のテレビ番組の中で、「リーグ戦が終わるまでにピッチに戻りたいと願っている」と語った。

同選手は昨季インテルを率いたジョゼ・モウリーニョ現レアル・マドリー監督が、自らのコンディションを知るために、「3、4日おきに」連絡してきていることも明らかにしている。ただし、インザーギの将来にレアルがあるわけではない。同選手は「僕はミランでキャリアを終える。ミランは僕に多くをくれたんだ」ともコメントした。

一方で、自身の代役候補としてマンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリ、サンプドリアFWアントニオ・カッサーノという特殊な性格の2人が挙げられていることを司会者から問われると、インザーギはバロテッリに「素晴らしいクオリティーがある」と賛辞を送った上で、「ミランに来ると、どう振る舞うべきかを理解するんだ。教えてくれる選手たちがいるんだ」と答えている。

さらに、カッサーノについても「ミランに来る選手は一定の振る舞いをしなければいけないと分かっている。そうじゃなければグループから外れ、力を発揮する機会がなくなるんだ」と語った。

最後に、インザーギはプライベートについて、「子供? 僕が育った家族は絆がすごく深かった。僕の夢はアレッシア(・ヴェントゥーラさん)と子供をつくることなんだ」と話している。