特製駅弁を手に笑顔を見せる、AKB48の(左から)高橋みなみ、渡辺麻友、宮澤佐江
 AKB48の高橋みなみ、渡辺麻友、宮澤佐江が17日、東京・上野の岩倉高等学校で行われた映画『アンストッパブル』(2011年1月7日公開)の公開記念イベントに出席し、生徒たちに“駅(AK)弁(B)”をプレゼントした。

 作品は、実際に起こった列車事故を基に、大量の化学薬品を積んだ暴走列車を命懸けで止めようとする鉄道マンの誇り、友情、家族との絆を描いたサスペンス・アクション。主演はデンゼル・ワシントン。『トップガン』『サブウェイ123 激突』などを手掛けたトニー・スコット監督がメガホンを取った。

 ストーリーにちなみ、今年最もアンストッパブルな(止まらない)勢いだったAKB48の3人が、鉄道関係の教育を行っている岩倉高等学校の“未来の鉄道マン”約700人に特大サイズの駅弁をプレゼント。生徒から、鉄道員の基本動作を教わった高橋は「勇敢な鉄道マンになってください」とエールを送った。

 さらに、「映画のように暴走列車に出会ったら、どうやって止める?」と質問されると、「超人という設定なら、全力の蹴りですね」(高橋)、「警察とかに電話します。一人じゃ潰されちゃうと思うので」(渡辺)、「とりあえず、線路を切りたい」(宮澤)と、三者三様の珍回答を連発し、笑いを誘っていた。

 映画『アンストッパブル』は、2011年1月7日から、TOHOシネマズ、日劇ほかで全国ロードショー。

■ストーリー
 操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備員のミスによって走り出した。全長800メートルに及ぶ777号には、大量の化学薬品とディーゼル燃料が搭載されていることが判明。鉄道会社と警察はさまざまな手段で停止もしくは脱線させようと試みるが、猛然と加速した無人列車はあらゆる障害物を吹っ飛ばして突き進んでいく。同じ路線で旧式機関車を走らせていた勤続28年のベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この非常事態を察知し、新米車掌ウィル(クリス・パイン)とともに777号の追跡を開始。しかしそれは自殺行為に等しい、あまりにも無謀な決断だった。鉄道マンとしてのプライドに突き動かされたフランクとウィルは、愛する者たちへの思いを胸に秘め、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かっていく…。

■関連リンク
『アンストッパブル』公式サイト