今月8日、強豪アルゼンチン代表を下した、サッカー日本代表=ザック・ジャパン。12日には、完全アウェーの韓国戦でも、押し気味に試合を進め、スコアレスドローながらも、日本中のサッカーファンに期待を抱かせる上々の初陣となった。

だが、その裏には、ザック・ジャパンを揺るがす、新たな火種があるという。19日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」(10.28号)の『NEWS SHOT!』のコーナーでは、『ザックジャパン「好発進」の裏に新火種 本田圭佑「ヒデ化」に大ブーイング!』なるレポートが掲載された。

同誌には、サッカージャーナリスト・後藤健生氏による、「ザッケローニ監督は南アW杯16強の土台をもとにチームを作っている。トルシエもジーコもオシムもそうですが、過去の代表監督は独自色を押し出し、前任者からの継続性がなかった。やっと世界基準になった」というコメントが寄せれているものの、その一方では、対極の意見もあるようだ。

W杯・デンマーク戦のFK以降、17日のテレク戦で今季リーグ戦3点目を決めるまで、実に公式戦17試合で無得点だった本田圭佑に対し、同じく同誌にコメントするスポーツ氏記者は、「最近の本田はほとんど報道陣にしゃべりません。南アの時は『大会に集中したい』という説明がありましたが、今回の代表2戦ではテレビ局のインタビューに2回答えただけで、それ以外は記者たちの前を素通りでしたよ。香川の台頭や移籍のことでナーバスになっているうえ、所属事務所の意向が影響していると言われますが、今の行動パターンはまるで以前の(中田)ヒデのようです」と語っている。

本田の“ヒデ化”は吉と出るか、凶と出るか――、心配の種は尽きない。

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