22日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルン・ミュンヘンを相手に、イタリア勢として初となる3冠達成を目指すインテル。加入して15シーズン、キャプテンのMFハビエル・サネッティは、初めてのCLファイナルでクラブでの700試合目に臨む。

「またとない気持ちだね。強い感情にあふれたシーズンになった。僕はたくさんのファイナルを戦ってきたけど、今回のようなファイナルはなかったよ。スペシャルな試合になるだろおう。それに、これが僕の700試合目ということを考えれば…。15年間を一緒に過ごしてきて、(マッシモ・)モラッティ会長がどう感じているか、僕には分かっている。明日の試合で彼をハッピーにさせ、一緒に喜べることを願っているよ。このグループはそれにふさわしんだ。誰がゴールを奪うかは重要じゃない。モラッティ会長は僕が直接決めることを望んでくれたけどね。簡単じゃないことは分かっている。でも、僕らは準備を整えているよ」

CLトロフィーを獲得したら、インテルにとっては一つのサイクルが終わることを意味するのだろうか? サネッティはこの質問に対し、「そうじゃないことを願っているよ。僕らはまだたくさん勝つことができる。(ジョゼ・)モウリーニョ監督が将来について何をしているか、あるいは何を考えているかは知らない。でも、明日は僕らと一緒にピッチへ向かうんだ」と答えている。