来シーズンに向けての大きな動きが始まっている。実質的にバーリDFラノッキアを獲得しているインテルは、補強のための主要資金を主に中盤へ注ぐだろう。間違いなく、ビッグネームが加入するはずだ。

英紙『デイリー・メール』は15日、インテルがリヴァプールMFスティーヴン・ジェラードに強い関心を抱いていると報じた。一時は、同選手の代理人とマルコ・ブランカTD(テクニカル・ディレクター)が会談しているとの噂も浮上したほどだ。インテル側はこれをすぐに否定している。

しかし、マッシモ・モラッティ会長やブランカTD、そしてジョゼ・モウリーニョ監督がジェラードを気に入っているのは確実だ。モウリーニョ監督はプレミアリーグ時代、チェルシーに彼を連れていく寸前までいっている。

最終的に家族のことが決め手となり、ジェラードのチェルシー移籍は破談に終わったが、両者はその後も引き続き互いを尊敬し合っている。もしもモウリーニョ監督がミラノに残るのなら、再び獲得に動くはずだ。

確かに、ジェラードはリヴァプールと2014年までの契約を結んでいる。だが、年俸は手が届かない額ではなく、リヴァプールの財政状況から、2000〜2500万ユーロ(約25億〜31億円)のオファーであれば、放出を検討することもあり得るだろう。