エストゥディアンテスMFファン・セバスティアン・ベロンは昨年、古巣ラツィオへの復帰が噂されたが、結局は実現しなかった。同選手はイタリア『ラジオ・インコントロ』に対し、ラツィオ移籍に関する裏話を明かすとともに、噂に終止符を打っている。

「昨年、僕は(ラツィオの本拠地)ローマへ戻ってもおかしくなかった。だけどそれから、誰とも話をしていない。環境にショックを与えることを目的に、僕のような選手の名前が使われるということがある。去年、ラツィオは僕のことを求めたけど、(クラウディオ・ロティート)会長とは一度しか話していないんだ。彼には、代理人と話すように伝えた。でも、そのときから話はされていないし、僕も誰とも話していない。本当に僕がラツィオへ戻ることを望んでいたのなら、たった一度の電話で終わるということはなかっただろう」

また、フェルネルバフチェとの契約を解除した元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが、母国ブラジルへの復帰を決断し、コリンチャンスと2年契約を結んだ。4日に6000人のファンにお披露目された同選手は、次のように喜びのコメントを残している。

「僕はこういう瞬間を経験してきた。だけど、今回はほかにはないものだね。これだけの人たちが、たった一つの名前、僕の名前を叫んでくれるなんて、鳥肌が立たずにはいられないよ。僕に対するこの愛情には、ピッチで応えたい。僕らはファンからのサポートを必要としているんだ。この一年はクラブにとって重要だからね。目標であるリベルタドーレス杯があるからだよ。僕はあの大会で優勝したことがない。引退する前に優勝したいと強く願っているんだ」