プレイステーションポータブル(PSP)には、ゲームを起動させたりPSPの操作やセキュリティに関する情報がまとめてあるファームウェアが記録されています。ファームウェアがPSPの頭脳や心臓部となり、快適にゲームをプレイできるよう、PSPを制御しているわけです。

そんなファームウェアに改造を施したものをカスタムファームウェアというのですが、それににより違法にコピーしたゲームソフトをメモリーカードから起動させることができるのです。自分で購入していないゲームソフトをコピーして所持することは違法です。さらに、コピーすること自体をソニー・コンピュータ・エンタテインメントは固く禁じています。

そんなカスタムファームウェアを施したPSPを返品しようとゲームショップに高校生がやってきたことをゲームショップ店長の「よしぷぅ」さんがブログに書いています。この店長は『なにごとも七割五分 〜マイペースてんちょのまったり日記〜』というブログを書いており、高校生が「ゲームが動かなくなったからPSPを返品したい」と言ってきたとのこと。

・店長と高校生のやり取り
高校生:  新しいゲームできひんねん。
よしぷぅ:  !?
よしぷぅ:  それは…アップデートできないとか?
高校生:  そうそれ、なんにもできひんくなってん。壊れてるわこれ。
よしぷぅ:  え〜っと…アップデートができない?古いソフトはできます?
高校生:  古いのはメモリーカードに入ってるからできるねん。
よしぷぅ:  メモリーカード? あぁ、カスタムファームウェアってやつですか?
高校生:  そうそう、それで新しいのできひんねん。
よしぷぅ:  あぁそれでしたら、修理も交換も返品も、買取も全部出来ませんので。
高校生:  はぁ? なんでやねん! おまえんとこで買ったやつやんけ。
よしぷぅ:  その後カスタムファーム入れたのお客様でしょ? それ犯罪みたいなもんですから。
※ブログより引用して掲載

カスタムファームウェアを施したPSPは本体そのものを改造したことになり、SCEの修理対象からはずされるのです。もし他の部分が故障して動かなくなったとしても修理をしてくれることはありませんので、破棄するしかありません。

また、カスタムファームウェアの影響で最新のPSPアップデートを受けられないことがあり、バージョンアップしていないと遊べないゲームはプレイできません。カスタムファームウェアに改造することで違法にコピーしたゲームソフトを遊んだり、他のゲームハードのエミュレーターなどとしても使えるようになるようですが、かなりのリスクがあるのも確かです。

カスタムファームウェアは絶対にオススメできませんので、皆さんも普通に遊びたかったら何も改造などせずに遊びましょう。それにしても店長さん、よく高校生の失礼な態度にキレなかったと、そっちのほうがすごいと思ってしまったのは記者だけでしょうか。

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