左がロボットアイドルの一之瀬まゆさん、右がヴイストン株式会社 代表取締役 大和信夫 氏

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2009年4月29日、秋葉原に「Vstone Robot Center(ヴイストン ロボットセンター)」がオープンした。
ヴイストン株式会社は、同センターオープンに先立ち、2009年4月28日、報道関係者向けに内覧会を開催した。

「ヴイストン ロボットセンター」は、ヴイストン社としては初となる首都圏の直営店だ。「ロボットセンター」としたのは、同社製品を購入できる単なる直営店にとどまらず、ロボットの技術サポートや活用方法の提案を通して、、ロボット情報の発信からコラボレーションの場として市場全体を活性化したいという思いが込められてる。

発表会には、ロボットアイドルとして知られる一之瀬まゆさんも応援に駆けつけた。


■人材育成の場にしたい - ヴイストン株式会社 大和氏
ヴイストン社は、ロボットをはじめとする電子機器・光学装置・ソフトウエアの研究開発および設計・製造・販売を手がけるロボット業界中では、知る人ぞ知る老舗企業だ。

ヴイストン株式会社 代表取締役 大和信夫 氏は、ロボットショップではなくロボットセンターを開設する理由は、2003年に量産型の二足歩行型ロボットを世界で初めて世に送り出して以来、各種ロボット製品実績は1万台を突破し販売だけでなく、ユーザーのためのサポートのニーズが非常に高まってきており、サポートできる人が各所に必要になってきたと説明した。
ヴイストン株式会社 代表取締役 大和信夫 氏

ロボットセンターには、同社の技術者が常駐し、技術な相談や活用方法の提案など、きめ細かなサポートを行うという。また、ロボットは人材育成として良い教材となることから、ロボットを通して人材育成の場としての役割も担っているという。

大和氏は、
「空中店舗ではありますが、何とか早くロボットユーザーや科学技術を学ぶ人たちに(場所を)知っていただいて、いろいろな人材や商品がここから出てきてもらえるように頑張っていきたい」と、ロボットセンターが目指す未来を語った。

内覧会には、ロボットアイドルとして活躍中の一之瀬まゆさんも応援に駆けつけた。一之瀬まゆさんは、
「ROBO ONEに行くと親子で参加されているかたもいらっしゃるので、ロボットは親子の会話の架け橋になると思います。ロボットセンターが出来たことでますますロボットを身近に感じられるようにできたら良いなと思います。今日は本当におめでとうございます。」と、ロボットアイドルらしく、ロボットをアピールしながら祝辞を述べた。
ロボットアイドルの一之瀬まゆさんが応援に駆けつけたロボットセンター」の店内

同社は今後、ロボットの販売だけでなく、人材育成という意味合いを込めてロボット工作教室や教育関係者向けの研修会などのワークショップを積極的に開催し、身近にロボット体験できる場を提供していきたいとしている。

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