グアムのサークルケージによるMMAイベント=PXC17回目の大会は全選手入場セレモニーで幕を開けた

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3月27日(金・現地時間)、グアム、U.O.Gフィールドハウスにて開催された『PXC17-Fearless-』。全10試合中、6試合に日本人選手が出場した同大会では、メインイベントにAACCの増渕博が登場、ライアン・ビグラーと対戦した。

試合はテイクダウンを仕掛けたビグラーがポジションコントロールで優位に試合を進めようとするも、落ち着いて上のポジションを取り返した増渕が、最後はパウンド&エルボーで見事なTKO勝ちを挙げた。

また、第8試合でジャスティン・クルズと対戦したrootsの土屋大喜は、軽快なフットワークからパンチやローを繰り出すも、クルズの右フックが土屋を捉えると、勢いそのままにチョークを極めたクルズが逆転の一本勝ち。その他には、マッハ道場の谷口智則がアレックス・カストロを相手に右アッパーでKO勝ちを挙げ、本村康博も、ディレク・ランガマーから一本勝ち。近藤秀人、佐久間博彰はそれぞれ敗れたため、日本勢の成績は3勝3敗に終わった。

ちなみに、同大会では、佐藤ルミナ&室伏カツヤによるアマチュア修斗エキシビジョンマッチも行われ、両者は華麗な技の数々を披露。集まったグアムのファンを喜ばせた。

■PXC17全試合結果は下記の通り

<第10試合>
○増渕博(AACC)
1R3分27秒/レフリーストップ
●ライアン・ビグラー(GTT)

<第9試合>
○ジオバンニ・サブラン(トレンチテック)
2R4分13秒/リア・ネイキド・チョーク
●ロバート・ウェスティング(GTT)

<第8試合>
○ジャスティン・クルズ(Spike22)
1R1分34秒/リア・ネイキド・チョーク
●土屋大喜(roots)

<第7試合>
○ファジー・ジェシー(トレンチテック)
判定3-0
●エリック・サントス(GTT)

<第6試合>
○カイル・レイジス(GTT)
判定3-0
●カイル・オーガン(Spike22)

<第5試合>
○ホゼア・ウェア(Spike22)
1R2分20秒/アームバー
●佐久間博彰(マッハ道場)

<第4試合>
○谷口智則(マッハ道場)
1R2分30秒/KO
●アレックス・カストロ(GTT)

<第3試合>
○JJ・エンベロス(フリー)
1R3分26秒/リア・ネイキド・チョーク
●近藤秀人(マッハ道場)

<第2試合>
○本村康博(AACC)
1R1分57秒/トライアングルチョーク
●ディレク・ランガマー(マリアナズエリート)

<第1試合>
○ジョン・タック(GTT)
1R1分58秒/リア・ネイキド・チョーク
●トーマス・カルボ(Spike22)