ミランのガリアーニ副会長は先日行われた公開記者会見において、1月にデイビッド・ベッカムを練習に参加する可能性を語った。ベッカムがレアル・マドリーからアメリカのMLS(メジャーリーグ・サッカー)に移る際、ヨーロッパでの移籍先としてはミランが最有力候補であり、ベッカムとしてもヨーロッパならミランとの思いが強いとされている。

 ベッカムはロサンゼルス・ギャラクシーに移籍した当初は、そのプレーが注目を集めたが、残念ながら現在ではベッカムが得点を決めてもヨーロッパではあまり取り上げられることはない。またレベルの高いヨーロッパでプレーする必要性を本人が感じているかどうかは分からないが、興味のないクラブの練習に参加することはないと思われる。

 コンディション調整のための練習参加であれば、母国イングランドのマンチェスター・ユナイテッドに行くだろうから、というのが多くの関係者の見方だ。果たしてベッカムは冬のマーケットでミランへ移籍するのか? 久しぶりにスポットライトを浴びている。