チャンピオンズリーグ予選2回戦のセカンドレグが5日に行われ、リトアニアのカウナスがレンジャーズを2−1で下し、予選3回(最終)戦に進んだ。ホームのファーストレグがスコアレスドローだっため、厳しい戦いが予想されたレンジャーズだが、まさか昨季のUEFAカップ・ファイナリストがこれほど早い時点で敗退するとは誰も想像していなかっただろう。試合は1−1で迎えた87分に、カウナスのピリバイティスがヘディングでネットを揺らし、決勝点とした。

 これで、レンジャーズはUEFAカップにまわるチャンスも失った。レンジャーズのウォルター・スミス監督は試合後、「ひどいプレーだった。欧州カップの決勝に進めるチームが、来季に向けた最初の試合で敗退するなんて、信じられないことだよ。だが、それが現実になったんだ。言い訳はできない」と語った。
 
 カウナスは今月末の予選3回戦で、6日に行われるアールボリ対モドリツァ戦の勝者と対戦する。