ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長は31日、カルロ・アンチェロッティ監督のチェルシー監督就任報道をキッパリと否定した。

サルディーニャ島の州都カリアリで行われたACミランのスポンサーのワークショップに参加したガリアーニ副会長は「アンチェロッティはACミランの環境に満足している。アンチェロッティがかつてチェルシー監督の第1候補であったのは事実だ。チェルシーはイタリア人監督2名に白羽の矢を立て、その内の1名がアンチェロッティだった。しかし、アンチェロッティはACミランの監督であり、我々は彼と共に前進する」とコメントした。

一方、選手の退団についてガリアーニ副会長は「重要な選手達を手放す気は全くない。チームの補強を検討しているが、欧州CL出場権を逃したことで減収となるので、慎重に進めなければならない。しかしGKアッビアティが復帰、DFザンブロッタ獲得に向けて交渉中、MFではフラミニを獲得、FWボリエッロも復帰した。FWはもう1名獲得する予定だ。我々は今、今夏の移籍市場に向けて大胆なオペを行っている最中だ」と自信たっぷりに応えた。