イラン代表監督就任が確実視されていた元スペイン代表監督のハビエル・クレメンテだが、交渉の最終段階になって条件等の折り合いがつかず、結局“ご破算”となったことが、イランサッカー協会から発表された。

 一説によれば、イランでの常時滞在を要求するイラン協会に対し、クレメンテが普段はスペインで暮らすことを主張したことが、決裂の要因だと言われている。

 イランサッカー協会のアリ・カファシアン会長は、「早急に次の候補を絞り込み、代表監督を決定したい」と語っている。外国籍監督との交渉が上手くいかなかった場合、同国の英雄アリ・ダエイの就任も示唆しているようだ。