ヴェトナム系のヒーロー、日本のHERO’Sへの参戦は実現するか

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6日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのコンベンションセンター・アリーナで旗上げ興業を行ったエクストリーム・ファイター・ワールド・チャンピオンシップス。
大箱の会場だっただけに空席も目立ったが、それでも4000人近いファンが集まった。

リングアナウンサーが、緊張のあまりタイミングを逃したり、メインで演奏された旧ヴェトナム国歌の音程が外れまくるなど、イベントとしては及第点をつけるのもはばかれる内容となったが、試合自体は白熱の攻防が続き、今後に期待が持てるという現地記者の評価を受けている。

観客席の7割ほどを占めていたのが、メインに登場したナム・ファンをサポートする、ヴェトナム移民の観客たちだった。そのメイン前にはヴェトナミン歌劇団の舞いや、前述した旧ヴェトナム国歌を斉唱されるなど、ファンのための演出が施され、さらにはケージのなかではヴェトナム系の政治家が彼を激励するなど、会場はまさに「House of Nam Phan」の乗りとなっていた。