ASローマの指揮官ルチャーノ・スパレッティの目には、DFクリスチャン・キブーの退団が既に決定事項のようにも映っているようだ。06−07季セリエAで2位大躍進の立役者でもあるスパレッティ監督は「代えの利かない選手など存在しない。(ASローマにとって)代えの利かない人物はフランコ・センシ(会長)だけだ。キブー説得を試みたが、現実問題として接触することは難しかった。彼が何を考えているのか、出来る限り早く知りたいものだが…。クリスチャンはASローマにとって重要な人材であることを証明したし、彼のように力強い選手を進んで譲渡するつもりはない。だが、彼自身が何をしたいのかしっかりと選ぶことが正当だろう」とコメント。守備の要でもあるルーマニア人DFキブーのASローマ残留を願うと共に、本人の意思を尊重する姿勢も見せている。