アジア制覇待ったなし!負けてもいいから休もうと「全員控え」の日本代表が、さらに強くなってグループ首位突破の巻。

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アジア制覇、待ったなし!

素晴らしい強さ、圧倒的な勝ち上がり、新生日本代表は唯一の目標アジア制覇へ向かって最高の戦いを見せました。第2戦から10人を替え、事実上「全員控え」で臨んだウズベキスタン戦。ともに2勝としてグループ突破を決めている両チームの争いは、全員控えとは思えない戦いぶりで日本が完勝。さらに、「こっちが主力では…!?」という発見をいくつか残し、チーム力をさらに高めることができました。休養十分、戦力増強、これはアジア制覇不可避でしょう!

ターンオーバーして臨む日本のスタメン。GKにはシュミット・ドウァヌィエル(海外組ではない)、DFラインには佐々木翔(海外組ではない)、槙野智章(国内組)、三浦弦太(国内組)、室屋成(国内組)と並べます。中盤の低めには青山敏弘(国内組)、塩谷司(アルアイン)とサンフレッチェっぽい感じを出し、前めには乾(ベティス)、北川(国内組)、伊東純也(国内組)、そして1トップの位置に武藤(ニューカッスル)が入りました。槙野がいるからかろうじて「コッチが控え」とわかりますが、槙野がいない状態で紅白戦でもやられたら、どちらが本気のスタメンかわからないくらい充実の顔ぶれです。

↓「槙野がいるほうが裏」で覚えてください!

「先生!北川がいるほう、で覚えてもいいですか!」
「今はいいですが、確実ではありません」
「しっかり槙野で覚えるように」
「ハーイ」

↓サッカー界の前澤社長ことちっちゃいヒゲ(ガラタサライ)は暇なのでリツイート稼ぎを始めた!

有名人から飛び出す「リツイート希望」のフレーズ!

何だかすごく安っぽいです!



格闘技大会みたいな女性DJのカウントダウンから始まった試合。敵将は大久保がいたときのマジョルカの監督として知られるクーペル氏。「あ、大久保の監督だ」「大久保を導いた恩師」「大久保がヨーロッパで飛躍したきっかけ」と日本サッカー界もザワつきます。ウズベキスタンはいたずらに引いて構えるようなところはなく、しっかりとつなぎ、日本を切り崩そうとしてきます。さすがは大久保を知る名将、ジュビロ磐田のムサエフも起用して日本対策は万全です。

日本は控えメンバーということでシンプルな姿勢。手数をかけずに裏を狙い、チャンスがあれば単独ドリブル突破で持ち上がる構えです。伊東、乾、両翼の「持ったらそのままドリドリドリドリ」の力強さ。接触も辞さずに飛び込んでいく武藤のストライカーとしての強欲さ。その三本の矢を、気配を消して周囲を活かす北川がつなぎとめる。1位通過のためには「勝つ」ことが条件でもあり、攻撃陣は積極果敢です。

互いにゴール前で作り出すチャンス。前半16分にショムロドフがエリア内からフリーでシュートを放てば、前半20分にはサイドを崩してから乾の惜しいミドル。前半35分にはゴール前で受けた北川が反転して素晴らしいシュートを放つ場面も。そんな攻防のなか、先に試合を動かしたのはウズベキスタン。ショムロドフに一発で裏を取られ、槙野が置き去りにされると三浦の寄せも間に合わずに先制を許します。国際映像が「吉田がいれば…」みたいな感じでベンチの吉田を抜くという嫌味も飛び出す失点でした!

↓槙野じゃしょうがない!これがターンオーバーのリスク!


仮に負けたとしても主力を休ませることが重要!

頼むぞ槙野!槙野の穴を埋めてくれ!

↓守備の穴は攻撃で埋めればいいとばかりに、武藤が3年ぶりの代表弾で同点に!

「実質、室屋」
「室屋の突破から」
「室屋の美しいクロス」
「武藤のジャンプを読んで」
「武藤の頭に当てた」
「室屋の見事なビリヤード」

↓「武藤の煽り画像も一応用意しておくか…」というスタッフの生真面目さが功を奏した!

「もしかしたら3年ぶりにゴールするかも…」「しないと思うけど、万一ということも…」「一応用意しとこう…」という準備のチカラ!

日本の総合力、感じます!




1-1で折り返した後半戦。ウズベキスタンサポーターが鳴らすトランペットは阪神のチャンステーマみたいな雰囲気でチームを鼓舞し、日本ゴールへと激しく迫ってきます。「ゴール前まで行けば穴があるのに…」という懸命の突破。しかし、日本はその猛攻を中盤の壁がしっかりとシャットアウトしていきます。巧みなポジション取りと周囲への指示でバランスを取る青山と、海外に飛び出しまさに「この地」で成長した塩谷がガッチリとゴール前に鍵をかけ、「俺たちを突破しなければ槙野は出てこないぞ!」と立ちはだかる。矢のように飛んでいく攻撃陣と後方の穴をつなぎ、埋めていく。

バックアップを受けて思い切って飛び出していける攻撃陣は伊東が、武藤が、乾が、次々に思い切ったシュートを放ちウズベキスタンを脅かしていきます。誰を放置しても鋭いシュートが飛んでくるという恐怖で、ウズベキスタンの気持ちはどんどん後ろに下がっていくかのよう。そして、十分に押し下げたところでトドメを刺したのは中盤で立ちはだかる塩谷でした。後半13分のコーナーキックの流れから、こぼれたボールを拾うと美しいミドル!レアル・マドリードからゴールを奪った男の大きな仕事!

↓おおおおおおお、これはレアル・マドリードでも止められない!


撃った瞬間ノーチャンスの弾道!

これは止められない!


↓「現地のサポーターも歓喜」みたいな塩谷の煽り画像!


「海外までやってきたサポーター(自由業/アパレル関連)」かと思ったら、選手だった!

いい仕事で主力争いに名乗り!

↓現地妻も思いがけないゴールに大歓喜です!

???:「いいなぁ」
???:「私もコレやりたい」
???:「夫の活躍に歓喜、みたいなの」
???:「見に行った試合に出なかったり」
???:「出たと思ったらボール回し」
???:「出たと思ったらマズイ対応で失点」
???:「レアル・マドリードとも対戦しないし!」
???:「ウィダード・カサブランカって、どこ!?」




追いつけば1位に立てるウズベキスタンはゴールを狙ってさらなる攻撃を仕掛けますが、「あぁマズイ!」「川島感覚で言えばこれは決まった!」「権田感覚で言えばこれは動けない!」と撃たれた瞬間にブルッときた強烈なミドルも、シュミット・ドゥアヌィエルが素晴らしいセーブで弾き返し、同点弾を許しません。「GKのスーパーセーブがチームを救う」なんて、日本代表じゃないかのような戦いぶりです!

↓これこれこういうの!「ヤバッ」を止めてこその守護神!


????:「これは仕方ない」
????:「俺も納得」
????:「このゴール、お前に託す」
????:「俺のぶんまで」
????:「日本を守ってくれ」
????:「そして俺はベンチを守る」
????:「ふたりで日本を守ろう」
????:「何やしらんけど」
????:「ふたりしかいないから」
????:「俺たちしかしないから」
????:「ふたりで日本を守ろう
????:「お前に期待しているぞ」

試合はこのまま2-1で日本が勝利。別グループの結果を受けて、次戦の相手はサウジアラビアとなりました。まぁ、相手はどこでも関係ありません。どうせ全部やっつけて優勝するつもりなのですから。頼むぞシュミット・ドゥアヌィエル、頼むぞ新生日本代表。アジア制覇まであと4つです!

休むだけのつもりがさらにチームが強くなってしまいました!