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■語尾に「ですね」をつけるのが丁寧語だと思っている

東京で福岡人を見分ける方法のひとつは、会話の中の相槌に着目することです。こちらが何かしら感心させるようなことを言った時、
「なるほどですね」
と同意したらそいつは福岡人の可能性がかなり高いです!

そして話を切り出す時に
「あのですね」
と言ったら99%福岡人です!

さらに話題を変える時に
「そしたらですね」
と言ったらもう福岡人認定です!

■「ですね」を付けずに道案内ができない福岡人

 試しに福岡人に道を尋ねてみましょう。そうしたらきっとこういう感じで説明してくれるはずです。

「あのですね、この道を真っすぐ進んでですね、3つ目の信号を左に曲がるとですね、郵便局があるとですよ。その郵便局を左手に見ながら50メートルくらい行ったらですね、コンビニが入ってるビルがあるけんですね、そのビルの5階が目的地ですね」

 こんな感じで会話の随所に「ですね」が散りばめられているはずです。仮に「ですね」禁止令を出すと満足に説明できなくなってしまうでしょう。最初の「あのですね」が自然と出てしまい一発アウトになってしまうのは間違いありません。

■タメ口+「ですね」=丁寧語!?

 こういった「ですね」の使い方、方言といわれればそうなのかもしれません。が、方言とわかっているならある程度自制することもできますが、福岡人の場合自然と出てしまうので方言に分類するのも何か違う気がします。 とにかく、相手に丁寧語を使う場面では語尾に「ですね」を多用してしまうのです。そしてその会話をよく聞くと、「ですね」を除くと大体タメ口になっていることでしょう。

 かくいう自分も、営業職時代、電話口でお客様に対して何度「なるほどですね」と言って上司に注意されたことか(笑)

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H.Katsura

福岡出身。就職で東京へ行き、20年の都会生活を経て昨年Uターンしてきたフリーライター。 地元を離れて初めてわかる福岡の面白さをあらためて実感中。