JALはクラウドベースの音声認識サービス「アレクサ(Amazon Alexa)」を搭載した、スマートスピーカーの新モデル「Amazon Echo Spot」のサービスを開始すると発表。運航状況がディスプレイに表示され、視覚で把握することが可能になります。

現役客室乗務員が登場して楽しめるスキルも

 JAL(日本航空)は2018年6月22日(金)、Amazonが提供するクラウドベースの音声認識サービス「アレクサ(Amazon Alexa)」を搭載した、スマートスピーカーの新モデル「Amazon Echo Spot」のサービスを開始すると発表しました。


JALは「Amazon Echo」シリーズに新しく「Amazon Echo Spot」のサービスを提供する(画像:JAL)。

 「Amazon Echo Spot」は、「Amazon Echo」シリーズで提供してきた音声認識サービスに、視認も可能にするディスプレイ付きスマートスピーカーです。当日の運航状況検索などの従来の機能に加えて、動画ニュースやスクリーン上での天気予報の確認、スマートホームのコントロールなども可能になります。

 利用ガイドがディスプレイ上に表示されるため、次に何を言えばいいのかがわかりやすく、よりスムーズにサービスを利用できるといいます。また、当日の運航状況の一覧を表示できる「JAL」スキルのほかに、画面に現役客室乗務員が登場し、トリビアクイズを出題する「ジャル子ちゃん」スキルを楽しむことも可能だそうです。

 運航情報の呼び出しは「アレクサ、JALを開いて」と話しかけ、「ジャル子ちゃん」スキルは、「アレクサ、ジャル子ちゃんをスタート」と話しかけることで利用できます。「Amazon Echo Spot」は7月末より順次出荷予定とのことです。