長友はセネガルのあるアタッカーに「驚いた」と衝撃を受けたことを明かした【写真:Getty Images】

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24日に対戦するセネガル代表の20歳アタッカーを絶賛…“クアドラード級”のスピード

 19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利した日本は、24日のセネガル戦に向けて調整を続けている。

 セネガルを分析したDF長友佑都は、対戦国の若きアタッカーに「一番驚いた」と衝撃を受け、「ビッグクラブに行くぐらいのポテンシャル」と絶賛している。

 コロンビアに勝利した日本は、続くセネガル戦に勝利すると、他会場の結果次第でグループリーグ突破が決まる。日本にとって2連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めるチャンスだが、長友は「なかなか穴がない」とセネガルを評し、に選手名を挙げながら警戒を強めた。

「前の選手があまりにも速くて……マネだけではなくて、ミランでプレーしていたニアングもいるし、途中からケイタも出てくる可能性が高い」

 リバプールのFWサディオ・マネをはじめ、かつてミランでMF本田圭佑と共闘していたFWエムバイエ・ニアン(現トリノ)、さらにモナコのFWケイタ・バルデ・ディアオらを名指し。スピード溢れる攻撃陣は、間違いなく日本の脅威になると指摘している。

 だが、長友に「一番驚いたのは……」と衝撃を与えた選手は他の選手だった。世界屈指のスピードを誇るコロンビア代表MFフアン・クアドラードを引き合いに出し、「同レベル」と評価。対戦国の若きアタッカーについて熱く語り出した。


長友が警戒「マッチマップするかもしれない」

「サールという右サイドのマッチアップするかもしれない選手。まだ20歳で若いですけど、めちゃくちゃスピードがある。クアドラードも相当スピードがありますけど、同じレベルのスピードがあるなと」

 長友が名前を挙げたのは、フランス1部レンヌに所属する20歳のFWイスマイラ・サールだ。2016年9月に代表デビューを果たした若武者はW杯メンバーに滑り込み、ここまで代表通算15試合3ゴールの結果を残している。W杯第1戦のポーランド戦でも先発に抜擢され、2-1の勝利に貢献した。

 俊足を生かしたドリブルは脅威そのもので、長友も「これからビッグクラブに行く選手になるというぐらいのポテンシャルがある」と認めている。左サイドバックの長友は、サールと同サイドでマッチアップする可能性が高いと見られているが、果たしてコロンビア戦のクラドラード同様に封じることができるだろうか。


(Football ZONE web編集部)