1998年に行われたサンミュージックグループのオーディションに合格し、翌年からデビューしてグラビアや女優、タレントにとマルチに活躍している小野真弓。

特に2002年から2005年にかけて全国で放映された「アコム」のCMで爽やかな女子社員役を熱演し、一気に知名度を上げた。その彼女が、2011年11月にリリースした写真集『Switch』以来、実に7年振りとなる写真集『赤い花』(講談社)を発表。その発売記念イベントが3日、東京・神保町の書泉グランデで行われ、写真集の見どころや恋愛事情などについて語ってくれた。

今回発売された写真集のタイトルが『赤い花』。それにちなみ、赤い花柄のワンピース姿で登場した小野は「若い時とはまた違った写真集が出せたと思っています。反応をまだ耳にしていないので、今日のイベントに来たお客さんがどういう感想を持たれているのか、ちょっとドキドキしています(笑)」とイベントが待ち遠しい様子だった。そんな彼女の同写真集は、昨年の秋から冬にかけて関東近郊で撮影されたもの。一糸まとわぬ大胆なセミヌードを披露するなど、アイドル時代とは一線を画す官能美を表現しているという。

「今までの写真集は南の島に行って夢の世界という感じでしたが、今回はよりリアルなものというか、良くも悪くもそのままの私が写っています。正直、自分のコンプレックスがそのまま写っているので、見たくない部分もありましたが、改めて自分のリアルだと思いました」と偽らざる本音も。同写真集ではセミヌードも披露しているが、「ヌードではありませんよ(笑)」と否定しつつ、「バスルームの写真は、何も付けずに撮影しました。私としては気に入っています」と意外にもお気に入りだとか。続けて「年齢を重ねたことで重力とともに下がるモノもあります。シワも増えますしね(笑)。でもそういうものを隠さず、そのまま載せてもらいました。嘘は嫌いなので」とプライドもにじませていた。

同写真集には、常日頃から思っていることを言葉に綴った文章も掲載。そこには「私だって結構エロいことも考えている」と書き記している。「(普段から)皆さんが思うようなエロいことを考えています。しょっちゅうですよ(笑)。人間ですからね(笑)」と堂々と告白。そんな彼女は、来月で37歳を迎え、アラフォーの階段を駆け上がる。結婚や恋愛の話題を振ると「本当に気配がないんです…。あった方がいい年齢なんですけどね(笑)」と苦笑いも「今年はそういう人を見つけたいと思います」と恋愛に意欲満々。男性のタイプはストライクゾーンが広くなったそうで、「優しくて一緒に楽しければ。それに自分の筋を持った人というか、プライドを持っている方がいいですね。もうそれほどこだわりはないですよ(笑)」とハードルの低さも強調していた。