いろんな企業がクレジットカードを発行している時代。買い物に行くと、ポイント機能のあるクレジットカードをすすめられる機会も増えました。ポイントがつくのは確かにおトク。でも、すすめられるがままにつくってしまっては、家計管理が複雑になり大変だし、結局ポイントを生かせないことも。

そこでESSEでは、上手にポイントを貯めている人のクレジットカード使いを取材しました。節約ブログを運営する、山田宏美さん(仮名、40代。5人暮らし)は、目的に応じて3枚のクレジットカードを使い分けているそう。「ブログを通じて、読者の方からおトクな情報も教わって、ポイントサイトやクレジットカードでも貯められるようになりました」。主婦目線のクレジットカード使いを、詳しく教えていただきました。クレジットカードを使い分けて賢くポイントをためる

クレジットカードは、メインのカード、近所のスーパー用のカード、コンビニ系のカードの3枚を利用しているという山田さん。目的に応じて使い分け、ポイントサービスなどを賢く活用します。●メインは楽天カード。キャンペーンで大量にポイントゲット


メインカードは、よく利用する楽天のカード。「楽天市場で買えるものは、なるべくここで購入しています。買いたいものは目星をつけて、“ポイント10倍”などのキャンペーンを利用。月3000ポイント(1P=1円)ほど貯まるので、それも楽天の買い物に使って循環させています」。●よく行くイトーヨーカドーはカードをつくっておトクに買い物


近所にイトーヨーカドーがあるので、セブンカード・プラスを利用。「毎月3回5%オフの日があるほか、年数回お得意さま用にポイントがアップする期間があるので、子どもの文具や下着は、その期間におトクにゲットしています!」。●おさいふPontaカードはへそくり口座専用に。ポイントは店頭で商品と交換


ローソンなどで使えるおさいふPontaカードは、ポイントサイト経由の決算や現金化したポイントのへそくり口座専用として利用。


「買うたびにポイントがつき、1P=1円で使えます。さらに、火曜と金曜には、30ポイントで100円のお菓子と交換できるなど、おトクなサービスがあるのもうれしい。対象商品は、ウェブか店頭の冊子で確認しています」。●【やりくりのコツ!】10日ごとに残りの予算を確認してムダづかいを防止


使いすぎにすぐ気がつくように、10日ごとに集計できるオリジナル家計簿を作成し、チェックするようにしています。「クレジットカードでの買い物も買った日の支払いとして記帳し、現金の買い物と合わせて、予算を超えないように気をつけています」。市販の家計簿を使うのもいいですが、自分で使い勝手のいいものをつくるのも手です。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>