はじめまして、新里 碧(にっさと みどり)です。現在33歳で、昨年10月まで広告代理店でOL をしていました。今年2017年2月に結婚をしたのですが、出会いはなんと、お見合いアプリ。

「お見合いアプリで知り合って、結婚した」と言うと、友人たちからは「何それ、どうやるの?」という質問攻めに合うこともしばしば……。

そんな私の体験談を、ハウツーも交えながらご紹介するのがこの連載です。

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今から、さかのぼること3年、2014年。

仕事納めも迫る師走のさなか、いつものように夜8時頃、会社の地下にある行きつけの純喫茶で、生姜焼き定食を食べていた。一緒にいた同期(彼女アリ)からの何気ない質問がグサリ!

いきなりの彼氏何年いないの攻撃!

もはや3年なのか5年なのかもよくわからなくなっており、とっさにあやふやな返答をしてしまった。

仕事が忙しく、自宅と会社の往復だけで過ぎていく毎日。
それでも、完全な“仕事人間”と言うわけではなかったので、仕事関係で知り合った“無くはない感じの人”に声をかけて飲みに行ったり、飲み会(と言う名の合コン)にも出席したり……

それが、どうやら同期には“鬼気迫る感じ”に聞こえたらしい……。

同期「え、マジで?●●社のA山さんとも2人で飲みに行ったの?この前、その部署のB村さんの連絡先聞いたって言ってたよね」
私「いや、その……A山さんも良い人だなと思ってさ!」
同期「そんで?」
私「まあ、普通に仕事の話して終わりだよね。今度のプロジェクト頑張りましょう、オー!みたいな」
同期「そして、ますます仕事に励むという……おいッ!!」

そんな流れで、話はお見合いアプリに。

同期にお見合いアプリを紹介される

不憫な私によかれと思ったのか、同期はお見合いアプリを紹介。

突然同期が見せてきたアプリに、当初は正直、自分とは違う人が使うものだと感じた。

(だって、お見合いアプリって、要するに“出会い系”でしょ?)

心のどこかで「自分はたぶんまだ大丈夫」と、根拠の無い自信とプライドのようなものがあった。

(だって、頑張っていないわけじゃないし)

(お見合いアプリに登録するなんて最終手段でしょ……)

一瞬、興味はわいたけど、面倒臭さも相まって、なんとなく次の話に移ろうとしたところ、

ぶっちゃけスルーしようと思ってた

お前は業者の人か!?とツッコミたくなるくらい、熱心に勧める同期。

今までに無いほどの強引さをみせた同期に、若干ビビリながら登録をしてしまった。(しかもさりげなく、「俺には今アプリは必要ないからさ。」とか、余裕かよ。くそー!)

さっきまで生姜焼きを食べながら、いつものようにただ最近の仕事の話(愚痴)をしていたのに……!

こんな、勢いで登録してしまったお見合いアプリ、さあ、どうなる!?

そうそう、言い忘れてた!連載の後半は漫画なので、お楽しみに!〜その2〜に続きます。