大人の女がひな祭りを祝うべき理由!だめんず除け、美肌、そして恋の進展!?

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今日はひな祭り。ひな人形や桃の花を飾って祝った幼き日を思い出してほのぼの…という女性も多いのでは?

ひな祭りは女の子のためのお祭り。良縁に恵まれ幸せになれるように、との願いをこめて行われるものです。
が、みなさんどうですか?今、幸せ?恋をすると喜びより苦しみのほうが多くないですか?そもそも女の幸せって何なんでしょう!?

ひな祭りと「恋&女性の幸せ」について、いろいろ考察してみましたよ!

◆ひな祭りを祝ってだめんず除け


ひな祭りはもともと「上巳の節句」と言って、紙でできた人型(ひとがた)を川に流して穢れを払う厄除けの行事でした。その時点では、女の子の幸せがどうこうってわけではなかったようです。

これが時代と共に変化していき、現在のように自宅にひな人形を飾る形になったのは、江戸時代と言われています。このあたりから、女の子の健やかな成長と、女性としての幸せを願うという意味合いがついてきた模様。意外と歴史は浅いんですね。

もともと厄払いの行事だったんだから、悪い男やストーカーなどを寄せ付けないご利益は大いにありそうです!
ひな人形がダメ男を遠ざけてくれるなら、本当に一切合切持っていってもらいたいもの。今年はもう間に合いませんが、来年からは精力的に飾らなくちゃ!

◆ひな人形を飾って良縁を呼ぼう


さて、そんなひな人形ですが、2月の雨水の頃に飾り付け、3月3日には片付けないと婚期が遅れると言われています。cocoloni PROLOでも以前ご紹介しましたが、これは「片付けができない女はいい嫁になれない」という戒めから来たもの。婚期が遅れるというのは後付けの言い伝えのようです。

男女が同じように社会に出て働き、家庭においては家事分担が当たり前の今時、ちょっとくらい片付けができなくたってどうにでもなります。忙しくてひな人形をしまうのが少々遅れたって心配ご無用!

とはいえ、散らかった部屋は風水的にも恋愛運を遠ざけると言いますからね。
ひな人形を出す時に部屋をきれいにし、ピンクの花で華やかに飾りつけした後は、またスッキリ片付いたお部屋に、というのは好循環を呼ぶのかもしれません。

◆ひな祭りのご馳走で美女度アップ


ひな祭りにいただく食べ物と言えば、ちらし寿司にハマグリのお吸い物、白酒、菱餅など。華やかに彩られた食卓には、なんだか心もウキウキしますね。

白酒とはいわゆる甘酒ではなく、みりんや焼酎にもち米を仕込んで作られたお酒のことで、アルコール度数は9%前後。つまり、大人のための飲み物。
アンチエイジング効果の高さでは定評のある麹酸をたっぷり含んでいるので、美しい肌で殿方の目を釘付けにするためにもぜひとも味わいたいものです。ただし、糖質が45%程度とお高めなので飲み過ぎには注意!

なお、ハマグリには水分の代謝を良くし、むくみや便秘を防止する効果があるとのこと。冷え性や生理不順、ニキビにも良いんだとか。
余計なものを排出して、まっさらな心身で恋に体当たり…そんなパワーを分けてくれそうです。

◆男性にとっての「ひな祭り」の印象


とはいえ、やっぱり子どものお祭り的なイメージを否めないひな祭り。バレンタインやクリスマスに比べると、やはり恋愛に結びつけるにはパンチが弱いですよね。

男性たちはひな祭りをどう捉えているのでしょうか。そして、恋のきっかけになり得る?リサーチしてみました。

・「子どもの頃、姉のひな人形が飾られてましたね。イタズラして怒られた記憶くらいしかないです」(30代男性)

・「女の子のお祭りでしょ?蚊帳の外って感じ」(20代男性)

といった意見が多く「休日になるわけでもないし、節分と同じイメージ」なのだそう。確かにそうですけど…。

◆ひな祭りをきっかけに恋が始まるかも?


かといって、否定的かというとそうでもなく、

・「ひな祭りくらいは、彼女にちょっと優しくしなくちゃいけませんかね?」(20代男性)

なんて声も聞かれたり。もしかすると「今日は女の子のお祭りだよ」ってかわいくアピールすれば、特別にお姫様扱いしてくれるかもしれません。

女性からは

・「スイーツ好きの彼が、ひな祭り限定のケーキを買ってきてくれてうれしかった」(20代女性)

・「デート中、デパートで何気なくひな人形の展示を見て、子どもの頃の話を聞かれたり『将来、2人の間に女の子が生まれたら』という話になって幸せな気分に」(20代女性)

なんて、ほっこりしたお話を聞くこともできました。また、

・「自分が食べたかったので、ひなあられを買ってきて職場の男性におすそ分けしたところ、『懐かしい!これ好きだったんだよね』と喜ばれました」

その気になれば、ひな祭りをきっかけに恋のちょっとした喜びを感じることもできそうです。

大人の女がひな祭りを盛大に祝うって、なんだかこっ恥ずかしい気もしますが、恋愛運をアップし福を取り入れるためには、こうした季節の行事に積極的に乗っかるのって効果的だと思いますよ。
せっかくなので楽しんじゃいましょ!

ライタープロフィール


石村佐和子
エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。