「30年前に予言してたってこと?」JR北海道の未来予想図に驚愕

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2016年3月に開業した、北海道新幹線を運行するJR北海道

1987年に、国鉄が民営化する形で、鉄道21路線をはじめ、航空や自動車(バス)事業を継承しました。

営業エリアは北海道全域と、青森の一部。広大な北海道を網羅する公共交通機関として、道民にとってはなくてはならない存在です。

しかし、そんなJR北海道が30年以上も前に出した広告が、いまTwitterで注目を集めています。

「シャレにならない」と、多くの声が上がった30年以上も前の広告とは?

「30年前から分かってたのか」と絶望の声…

30年以上も前の広告が現在の状況を言い当てていた

Twitterユーザーのまるゆ(@6280_h)さんが投稿した30年以上も前のJR北海道の広告。

あまりにも的確に、現在の状況を予言していることから「怖い」という声まで寄せられました。

右は当時の路線図。

一方の左は「民営化で、こうなったら困るよ」という未来予想図なのですが、これが「現在の路線図に近い」と話題になっているのです。

ちなみに、赤字などを理由に存続できなかった路線が次々に廃線となった北海道では、2016年12月現在の路線数は14。

投稿者さん自身も「シャレにならない」という言葉と共に、投稿したツイートに多くのコメントが寄せられています。

民営化の弊害。赤字の路線を潰してたら、そりゃこうなるわ地元の人は車移動で、公共の交通機関を使わないからね。人口密度が日本で一番低いんだもん、仕方ないよとっくに分かっていたことが現実になったと言うことか。何だか悲しいね

北海道は、地理的な側面から他の地域に比べて、鉄道の運行に「不向きだ」という専門家もいます。

「気温が低く、線路のメンテナンスなどの費用がかさむ」「人口密度が低いため利用者が少なく、収益を上げにくい」「札幌の一極集中型で、ほかのエリアの人口が少ない」などが主な理由。

民営化をしたことだけが路線が減った原因とは言えませんが、民間企業の場合、赤字では事業を続けることができないのも事実です。

「民営化をしなくても、赤字路線に税金を使うなという声が上がっただろうね」といったコメントもありました。

「道民の多くが車移動」とは言え、学生やお年寄りなど、運転をしない人にとっては生活の足として不可欠な鉄道。

住民が必要としている公共交通機関を、どう提供していくかが今後の課題とされています。

[文・構成/grape編集部]