31日、韓国・チャンネルAによると、このほど韓国次期大統領選への出馬を宣言した潘基文前国連事務総長が、韓国の元慰安婦らに面会を求めたものの断られていたことが判明した。写真は潘基文氏のろう人形。

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2017年1月31日、韓国・チャンネルAによると、このほど韓国次期大統領選への出馬を宣言した潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が、韓国の元慰安婦らに面会を求めたものの断られていたことが判明した。

報道によると、元慰安婦らが共同生活を送る「ナヌムの家」に潘氏側から「21日に訪問したい」との連絡があったが、元慰安婦らがこれに強く反対したため訪問はならなかったという。「ナヌムの家」関係者は、潘氏が国連事務総長時代、日韓の慰安婦問題合意に歓迎の立場を表明したことなどから「(元慰安婦の)おばあさんたちが潘氏の立場を信じられなくなっている」と事情を説明している。訪問を断って以降、潘氏側から再訪問したいとの連絡はないという。

潘氏は15年12月、日韓政府の合意について「歓迎する」との公式声明を国連のホームページに掲載、これが韓国で大きな波紋を呼んだ。さらに今月12日、次期大統領の有力候補の一人として帰国した直後から慰安婦問題への立場を問いただすメディア取材が集中、質問を繰り返す記者らをとうとう「悪いやつら」と表現しさらなる物議を醸した。

こうした事態に「ナヌムの家」関係者は「国民大統合を主張する潘氏が急いで決着をつけるべき課題は慰安婦合意関連の論争だと思う」と話している。

一方、元慰安婦らを怒らせてしまった潘氏に、多くが有権者であろう韓国のネットユーザーからは「終わったね!」「恥ずかしいと思わないのかな?」「面会して殴られないだけよかったと思うべき」「歴史認識も持たない人が大統領になりたくてあちこち顔を突っ込む姿は切ないな」と冷ややかな声が多数寄せられている。

また「無駄な苦労をせずに、もうやめておいたら?」「修羅場に飛び込んでもけがするだけだよ」と“引退”を勧めるコメントや、「やっぱり指導者は発言が大事。何でもぺらぺら話すなっていうことだよ」「反省文でも書いたら会えるかもね」といった声もあった。(翻訳・編集/吉金)