画像はTwitterのスクリーンショット

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「でっかいカワハギ釣りました!これからキモ醤油にして食べます!」--大きな魚を海で釣り上げた喜びの声がTwitterに投稿された。しかし、ほかのTwitterユーザからの指摘によって、この魚は猛毒を持つソウシハギであることが判明。食べる直前、Twitterの通知機能でこの指摘に気づき、釣り人は一命を取り留めた。


投稿されたのは、灰色の体に青色の模様が散在した大きな魚。Twitterには釣果を祝福するコメントのほか、「これカワハギではありませんソウシハギという猛毒を持つ魚です」、「こりゃソウシハギで間違いないですね… 」といった指摘が寄せられていた。しかし、これ以降Twitterが更新されなかったため、釣り人の安否が心配されていた。


そして約9時間後、圏外と電池切れで連絡ができなかったという釣り人は無事を報告。「現地の人はウスバハギって言ってたんだけど本当か?って思いながらTwitterみたらリプ飛んできた」、「ピピピって音なかったら即死」だったと振り返った。釣ったソウシハギは、猛毒と知った後すぐにリリースしたという。Twitterには、安堵の声やTwitterの拡散力に驚いたというコメントが寄せられている。


ソウシハギは、内蔵にフグの70倍の毒「パリトキシン」を持っている。内蔵を食べると、激しい筋肉痛や呼吸困難を起こしたり、重篤の場合は顔面蒼白となり、早いと15分程度で死に至ることもある。