27日、JYJユチョンによる性的暴行疑惑など韓国でこのところ相次ぐ芸能関係者のスキャンダルをめぐり、政府による「陰謀説」が持ち上がっている。写真はユチョン。

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2016年6月27日、韓国・ソウル新聞によると、韓国でこのところ相次ぐ芸能関係者のスキャンダルをめぐり、政府による「陰謀説」が持ち上がっている。

5月、大物歌手で画家としても活躍していたチョ・ヨンナムに「ゴースト画家」が存在した事件に続き、今月はアイドルグループJYJパク・ユチョンの性的暴行疑惑、有名映画監督ホン・サンスとトップ女優キム・ミニの不倫疑惑と、韓国ではこのところ有名芸能人が次々とスキャンダルに巻き込まれている。ネット上では彼らへの批判の声が盛り上がっているが、一方でまことしやかにささやかれるのが、政府が失策への批判をかわすためにこうした騒動を故意に巻き起こしているという「陰謀説」だ。

韓国ではこれまでも政府による「陰謀説」がたびたび持ち上がっている。昨年3月、李明博(イ・ミョンバク)政権当時の海外資源開発資金に関する不正疑惑が報じられた際には俳優イ・ミンホと歌手スジの熱愛説が、13年、元法務部次官の性接待疑惑の際にはタレント、イ・スグンらの違法賭博疑惑が合わせて報じられた。

今回相次いだスキャンダルについて記事は、多くの犠牲者を出した加湿器殺菌剤事件や防衛事業庁による多額の損失、そして政府による電気・ガス事業の民営化方針や新空港建設計画の発表など、いずれも批判の的になるに十分な政策への国民の目をそらすためのものだとしている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せた。

「当たってる」
「うなずけるね」
「これが韓国の汚れた政府の現実だ」

「国に一大事が起こると、国民の関心をそらすために芸能人の私生活を暴露しているんだ」
「不正選挙もするくらいだから、この程度は何てことないんだろう」
「真相は分からないけど、毎回タイミングがぴったりだよね」

「これでこそ朴槿恵(パク・クネ)政権だ!」
「刺激的で低俗なニュースで重要懸案を隠そうという手法は、もう中学生だってみんな知ってるよ」
「もし陰謀じゃないのであれば、もっと前に出してもよさそうなニュースがなぜ『適切な』時期に出てきたのか理由を説明してほしいね」(翻訳・編集/吉金)