新月のお願いごとをよりかなえやすくする「アフォメーション」の作成方法

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 新月に願いごとを書く前に、何を書くか決めていますか? 書くときに、どんな気持ちでいますか? かないやすい願いごとはわかっていても、それはあなたが本当にかなえたい願いごとでなければかなえることができません。今回は、新月を迎える前に「願いごと」=「アファメーション」を作成する方法を紹介します。

■アファメーションとは?
 新月にかける願いごとは、「アファメーション」の1つと言われています。「アファメーション」とは、「肯定的な自分への宣言」。自分の願望や理想の姿を肯定し、言葉にすること。肯定的な言葉を潜在意識に働きかければ、理想を現実化させたり、心の傷を癒やすことができると言われているものです。

 普段からあまりいいことが起きない、なりたい自分に近づけないと思っている人は、〜できない」と否定的な言葉を潜在意識に刷り込んでしまっているのかもしれません。そういった否定的な言葉を肯定的な言葉に変換させ、潜在意識に刷り込めば、「〜できない」から、「〜できる」へと意識が変化し、自分の思いや願望が表面化・現実化しやすくなるのです。

■アファメーションを作成する前に考えること
 「〜できる」「〜やれる」とアファメーションを唱える前に、それが本当に自分のかなえたい願いなのか、実際になりたい自分自身はどんな姿なのかを考えてみる必要があります。自分の本当の願いと、とっさに思いついたアファメーションがズレていると、自分の思いとは反して願いがかないにくくなるからです。

 まずは自分が思い込んでいる否定的な部分を浮き出してみましょう。自分のコンプレックス、短所、心のもやもや……思いつくものをなんでもいいので、紙やスマホのメモなどに書き出してみましょう。それが大したことではなくても、あなたの潜在意識に「〜できない」と刷り込ませているものかもしれません。小さなことも、書いてみましょう。

■否定的な部分に対して「こうあればいいな」を書き出してみる
 次に、その否定的な部分に対して、「こうあればいいな」と思うことを書き出してみましょう。自分に否定的な見方をしているなら、それをどうしたら肯定的な見方になるのかを考えて、さまざまな手段を書き出していきましょう。否定的な自分から、肯定的な自分に変化する方法をここで発見することができます。自分の願望や理想に否定的だった考えも、この書き出しで考え方が変わっていきます。過去の執着も、ここで手放すことができるようになるのです。

■「こうあればいいな」と思うことを、かなった形で肯定的な文章にする
 最後に「こうあればいいな」と思うことを、「こうなった」と断定的で、なおかつ肯定的な文章にします。願望や理想がかなった形で書く、これがアファメーションです。アファメーションにはよく「私は〜」「私が〜」と一人称を使いますが、これは自分だけのアファメーションであると意識づけ、潜在意識に強く働きかける効果があります。

 アファメーションを書き終えたら、声に出して何回も唱えてみましょう。もし「無理かもしれない」「こんな自分になれない」と思ってしまうのなら、その恐怖感や不安と向き合いながら、そんな自分も手放せるアファメーションをそこに書き加えてみましょう。

 新月に行うアファメーションは、自分をリセットし、月のスタートに理想と願いを祈るもの。もっと理想や高みを目指して、素敵なアファメーションを自分にかけてあげましょう。その時は、新月が起こる星座、ボイドタイムのチェックも忘れずに!
(咲羅紅)