ミラン解任のミハイロヴィッチ氏、来季はラツィオ指揮官へ…基本合意と伊紙
 日本代表FW本田圭佑が所属するミランの指揮官を解任されたシニシャ・ミハイロヴィッチ氏が、今シーズン終了後にラツィオの指揮官に就任することで基本合意に達した模様だ。イタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』が14日に報じた。

 ミランは12日、ミハイロヴィッチ監督の解任を発表。後任にはプリマヴェーラ(下部組織)の指揮を執っていたクリスティアン・ブロッキ監督の内部昇格が決まった。一方、ラツィオも3日にステファノ・ピオリ前監督を解任し、プリマヴェーラ(下部組織)を指揮していたシモーネ・インザーギ氏を内部昇格させている。

 ミハイロヴィッチ氏については、ミラン指揮官解任が決まる前から、今シーズン終了後にラツィオの指揮官に就任する可能性が浮上していた。ラツィオはS・インザーギ監督の初陣となった10日のセリエA第32節パレルモ戦を3−0と勝利で飾ったが、同監督の指揮は暫定的なものとなる模様だ。

 報道によれば、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がミハイロヴィッチ氏の招へいを決断。現役時代に同クラブで1998年から2004年までプレーした同氏を新指揮官に据えることを決めたようだ。クラブ側とミハイロヴィッチ氏が基本合意に達したと報じられている。