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デジタルガレージの米国法人であるDigital Garage US(以下、DGUS)と、サンフランシスコを拠点にベンチャー投資を行うスクラムベンチャーズは2日、DGUSがサンフランシスコで運営するインキュベーションセンター「DG717」における日本企業のシリコンバレー進出支援事業に関して業務提携したと発表した。

○インキュベーションセンター「DG717」を拠点に

これに伴い、スクラムベンチャーズが運営する日本企業の支援コミュニティ「Zen Square」は、DG717に拠点を移転。DG717は、従来もメルカリ、スマートニュースといった日本のスタートアップ企業の米国進出拠点として活用されてきたが、「Zen Square」の移転により、今後は日本の大手企業のシリコンバレー進出のゲートウェイとしての機能も担うことになるという。

DGグループとスクラムベンチャーズは、米国のスタートアップを対象とした投資事業においても連携を強化していく予定。具体的には、スクラムベンチャーズと、DGの全額出資子会社で投資・育成事業を手がけるDGインキュベーションの間で、米国のスタートアップ業界に関する情報連携やビジネス支援などを計画しているという。DG広報は「スクラムベンチャーズと力・知恵を合わせて、中小企業のみならず大企業も含めた多岐にわたるサービスを提供していく」と話している。

(御木本千春)