フレッシャーズ編集部

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これから社会人になる人にとって一番の関心事と言えば、お金です。アルバイトをあまりガッツリしていなかった人にとっては、初めてまとまったお金を手にすることになります。実際、今の新社会人のお金事情はどうなっているのでしょうか? 今回は、社会人1年目の平均年収と貯金額を見てみましょう。

■新社会人の月収は約20万、年収240〜300万円程度

新社会人の月収は、学歴によって若干差がありますが、大卒で約20万円、院卒で約23万円、短大卒で約17万円となっています。実家暮らしや寮住まいの新社会人にとっては、かなり大きな金額になりますね。自分で部屋を借りて暮らす人も、贅沢をしなければ一人で生きて行くことはできそうです。

「働き方タイプ」診断

新社会人は、夏のボーナスはほとんど出ないと思ったほうが良いでしょう。そう考えると、年収ではおよそ240万円〜300万円となります。

■年収300万円が妥当なセン

ところがこれは額面であって、実際にはここから所得税や年金、健康保険料などが引かれるので、月収は手取りで約15万〜19万といったところになります。ちなみに2年目になると、ここからさらに地方税が引かれることになるので、2年目からかえって年収が減り、「いっぱい引かれるなぁ」と思うようになるかもしれません。

■貯金できる人は1年で100万超えも!

この手取りから貯金していくことになりますが、約7人に1人くらいは「1年で100万円以上貯められた」そうです。毎月8万円以上を貯金したことになりますね。手取りが19万、家賃(や実家への仕送り)が2万円の人なら余裕かもしれませんが、手取り15万、都心で家賃6万円で一人暮らしをしている場合は少しキツいですね。

20代の貯金額は、年収300万円未満の人で平均約100万円だそうです。しかしこれはあくまで平均であって、ボリュームゾーンは貯金0円、全く貯めていない人たちが最も多いようです。

■貯金できるタイプの新社会人は100万貯めてるけど、多くは全然貯められてない


社会人になると付き合いが増えるのは確かです。1回の飲み会で3千円使うとして週に2回のペースで行けばひと月で3万円近く使ってしまいます。それとは別に普段の食費、服飾費、携帯代、光熱費などがかかってくるのです。意識的に貯金しないと、全然貯められませんね。

■どうすれば貯められる?

一人で生活できるくらい収入があるのに、なぜか全然貯められないという人も多いです。そうなる前に、どうすれば貯められるのか知っておく必要があります。

一番おススメなのは、給料から天引きで貯金することです。自分の普段使いの口座に振り込まれる前に、簡単には引き出せない口座に取り分けておくのです。「先取り貯金」と呼ばれる貯金方法です。「余ったお金を貯めていけば良い」と考えていると、どうしてもお金の使い方がゆるくなってしまいがちなので、あらかじめ引いておくのです。

会社によっては「財形貯蓄」という制度を導入しています。これを使ったり、銀行や証券口座の「積立定期預金」などを利用すると、自分で「給料入ったから5万円を別口座に移して……」という作業をする必要がなく、とても便利です。

■貯金の王道は「先取り貯金」! 既存の制度をうまく使おう

ただ、新社会人は何かと物入りです。自分の生活が軌道にのってから、無理のない範囲で貯金をスタートしても問題ないでしょう。

■年収が低いうちから貯金は意識的に

新社会人は、決して年収が高くありません。しかし、自分一人で生計を立てられる程度のお金をいただくことはできます。そこからうまく貯金に回して、まずは100万円貯めてみましょう。そうすると貯金体質が出来上がって、あとは放っておいても貯まっていくようになるでしょう。

(ファナティック)

参考元サイト

(※1)厚生労働省平成25年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/13/01.html

(※2)家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成26年) https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/yoron2014tan/