現地時間23日のスペイン、リーガエスパニョーラ第5節のレバンテ戦で、エイバルに所属する乾貴士が先発出場で公式戦デビューを飾り、スピード感あるドリブル突破で2点目をアシストする活躍をみせた。

ドイツのフランクフルトから電撃移籍した日本人MFのデビュー戦の活躍に、スペイン・メディアやサポーターも好感触のコメントを寄せている。

スペインの主要スポーツ紙マルカは「日本のマジシャンがスペインへやってきた。2点目のバストンのゴールをアシストした乾貴士のセンセーショナルなリーガデビュー。技術に秀でたMFはマーカーを数タッチの高いレベルのドリブルでかわした」と報じ、もう一つのメジャー紙アスも「乾が高いスキルで、レバンテのフェダルを置き去りにしてアシスト」と初戦は上々の評価だった。

サポーターを中心にリーガのファンたちも「俺はかなり乾を気に入った。素早いプレーだった2点目のアシストは見事だった」「テクニックが凄いね。リーガに適用できたらかなり活躍できると思うよ」「乾は圧倒的だったね」などとコメントしている。

乾自身も入団時に「長年の夢」と語ったスペインリーグでのプレー。日本人の書き込みでも「乾のプレースタイルはスペインリーグにハマりそう。この調子で頑張れ」と期待度は高い。

なお前述のマルカ紙は乾の名前「貴士」とショートパスサッカーの「ティキタカ」をもじって「Tiki Taka」という見出しで紹介し、「エイバルというチームに早くも同化しつつある」と結んでいる。