ディバラのユーヴェ入りが秒読み…パレルモ幹部「最終段階に入った」

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 ユヴェントスが、パレルモに所属するアルゼンチン人FWパウロ・ディバラの獲得に迫っていることが明らかになった。10日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 パレルモのダリオ・バッチンTD(テクニカル・ディレクター)は「ディバラの移籍については、最終段階に入っている。数日以内に(マウリツィオ・)ザンパリーニ会長が、全てを発表することになるだろう」と語り、ユヴェントスへの移籍が秒読みとなっていることを明らかにした。

 また、マウリツィオ・ザンパリーニ会長は「(ジュゼッペ・)イアキーニ監督に、ディバラを起用しないように要求した。デリケートな状況で、ディバラの負傷を避けたいためだ」と言明。これにジュゼッペ・イアキーニ監督が従う形となり、10日に行なわれたセリエA第35節のアタランタ戦ではベンチ入りしながらも出場機会はなかった。

 多くのビッグクラブが獲得を目指しているディバラには、イタリア勢ではインテルやミランにローマ、国外ではパリ・サンジェルマン、チェルシー、アトレティコ・マドリードなどが関心を持っていた。

 同メディアは、ユヴェントスへの移籍金が推定3500万ユーロ(約47億円)に達すると予想。同時に、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得にも乗り出すことが報じられている。