朝ならOK!?実は高脂肪のバニラアイスクリームはダイエットの味方かも

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ミルクのやさしい甘みがたまらないアイスクリーム。脂肪分と糖分がたっぷりで、食べたら最後、余分な脂肪が体に蓄積されてしまう……なんて思っていませんか? 実は高脂肪のバニラアイスクリームはダイエットを助けてくれる優れた栄養食品でもあるのです。

ダイエットをすると、つい脂肪分を避けがちですが、人は健康を維持するために1日55グラムの脂質が必要だといわれています。しかも脂肪の不足は空腹感の原因にもなるため、ダイエットがなかなか成功しないという人は、脂肪分の摂取が十分でない可能性もあります。

その点、アイスクリームには適度な脂質に加えて、カリウムやカルシムなどのミネラル類、たんぱく質、βカロテン、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12と、健康に必要な栄養素がバランス良く含まれています。

その上、アイスクリームに含まれる乳糖には、皮下脂肪や内臓脂肪の増加を抑える働きがあり、バニラの成分“バニリン”には、肥満予防効果があるといわれています。また小麦粉(炭水化物)を使うケーキなどに比べて、乳脂肪と糖分から作られるアイスクリームは、血糖値の上昇が穏やかなため、太りにくいというメリットも。

1日の摂取量は80〜120ml程度。これならダイエット中も甘いものを我慢する必要がなくなりますね。朝ごはんを食べる習慣のない人であれば、朝、取り入れてみるのもおすすめです。必要な栄養素をある程度補給できるほか、砂糖を含むため、エネルギー補給にもなります。

これからは賢く、おいしく、朝アイスクリームを楽しみましょう! 《anan NEWS》