2月20日、欧州連合(EU)は、ベルギーのブリュッセルで臨時のユーロ圏財務相会合を開き、2月末に期限が到来するギリシャ向けの金融支援を4カ月間延長することで合意した。支援打ち切りになれば、ギリシャは債務不履行(デフォルト)を引き起こす恐れがあったのだが、ぎりぎりのところで危機は回避された。ただ、IMF(国際通貨基金)やEUはギリシャの金融支援を延長する条件として、厳しい緊縮財政策の継続を要請している。反緊