“猫”と“本”ははるか昔から、不思議と相性がいいコンビだと思う。『吾輩は猫である』でおなじみの夏目漱石や谷崎潤一郎など猫を愛した文豪たちも多いし、アニメ映画にもなった『長靴をはいた猫』や、ミステリーの名作であるエドガー・アラン・ポーの『黒猫』、絵本なら『百万回生きたねこ』などなど、猫を題材にした本は数え切れない。今年2/22の猫の日に開業した「書肆(しょし)吾輩堂」は、そんな猫たちが登場する本だけを