今年850年を迎えたパリのノートルダム大聖堂の記念行事が先月12日から始まった。同行事は1年を通しておこなわれ、11月24日まで様々なイベントが続く。まず昨年末には、記念行事の開会式とミサが先行しておこなわれ、厳かな雰囲気の中、多くの人々が聖堂内で祈りを捧げた。今回の記念行事の目玉は、塔の鐘の新調だ。1856年に鋳造された4口(こう)の鐘は昨年2月にすでに取り外されており、新たに造られる8口の鐘と1口のテナーベル(