今月9日からフランス全土で一斉に冬のソルド(フランス語でセールの意味)が始まっている。この期間には百貨店などの一流ブランドが大幅に割り引かれるため、初日は大勢の人でごった返す。じつはフランスのソルドは、割引率を各店舗は好きなように決められない。さらに開催時期も勝手に設けられない。なぜなら各店舗が等しく販売の機会を得られるように、ソルドは法律にのっとりおこなわれるからだ。一体どのような仕組みなのか。