「日本列島改造計画」の名の下に巨大なバラ撒き行政は始まった。そして、それに土建屋が群がり地方の人々がその甘い蜜を吸った。それは竹下内閣に受け継がれ「ふるさと創生計画」へとつながった。現物支給による特定の人・事業者のみが恩恵を被ると言うきわめて非効率で公平性を欠く所得の再分配が行われていた時代だ。また、中央から地方への所得の再分配という意味不明の分配が大義名分をもって行われたと言うこともできるだろう