「うちの本棚」、今回も横山光輝の作品を取り上げます。波瀾万丈の展開が横山らしい表題作『夜光島魔人』、そしてSFマインドにしびれる『13番惑星』など1960年代の作品集。映画を観た帰りに海岸を散歩していた山形武と三郎の兄弟は、叫び声を聞いて駆けつけるとそこには男が倒れていて、「夜光島」と言い残して息絶える。また海上にアカエイのようなものが飛んでいるのを見る。事件を警察に通報したあと帰宅した兄弟は見たもの